1.デザイン作成のポイント-3/6
1)トンボについて 2)アウトラインフォントについて
3)DICカラーについて(本ページ) 4)塗り足しについて
5)カードの印刷特性について 6)JIS規格について
3)DICカラーについて

※色指定する場合には、本項にて説明します「DICカラー」での指定をします。

※DICカラーガイド(色見本)は、iphoneおよびipad用に無料で配布されています。
詳細は、下記サイトをご参照ください。

http://www.dic-graphics.co.jp/products/dcguide/index.html

(1)色の指定は基本的には、「DICカラー」の番号にてご指定ください。

(2)カラー番号が不明な場合は、カタログやチラシなど印刷物を「色 見本」として、お送りください。

・・・ご希望の色を当方に伝えていただければ、そのように色を合わせて、作成することができます。

(3)「4色」のインクを使用して印刷するオフセット印刷では、「CMYK」 の配合比を 指定して「色指定」をします。

(下図の例をご参照ください.
ただし、この場合にも「DICカラー」の指定があると便利です。)

*CMYKでの指定の場合には、「4色印刷」となります。
*C(シアン-青紫)、M(マゼンタ-赤紫)、Y(イエロー-黄)、K(黒)という色で 表現されます。


家庭用のインクジェットプリンターでは、「4色のインクで、すべての色を表現」しています。
オフセット印刷の場合も、同様に、「4版(色)」で、すべての色を表現します。

「4版を使って印刷をする場合には「4色印刷」となります。


(4)3色以下の色数の場合には、CMYKの指定とともに、DIC番号での指定がありますと厳密な色の指定ができます。

<参考>
*「印刷の世界」では、「CMYK」が標準ですが、画面表示の世界では、「R(赤)G(緑)
 B(青)」が標準となっています。
*「看板の世界」では、「マンセル」での色指定が標準です。
 

※4色を使用しない印刷物の場合には、DICグラフィックス様より 提供
されている「カラーガイド」にて「色の指定をする」ことが、一般的です。

※イラストレータでは、「CMYK」データを、「DICカラーに指定」 をする機能があります。

※英米では、「PANTONE(パントーン)」での色指定をすることが一般的です。
・・・「パントーン」での色指定でも対応が可能です。

 

(1)カード印刷の色指定-1色印刷

下図マークの例では、「DIC2496P」の1色にて作成することができます。
それぞれに色の濃淡がパーセント表示されていますので、「100%」(ベタ部分)に「60%の網点部分」、「30%の網点部分」を製版することで、1色印刷で作成することが可能です。

(2)カード印刷の色指定-3色印刷

下図マークの例では、「DIC2496P」を基本としていますが、それぞれに固有の色を指定することで、3版とし、3色印刷をする例も多くあります。

下図のマークのような例では、個別に3色の指定をすることも多いです。
それぞれの色を「DIC」番号にて色指定を添えていただけますと、より厳密な色の再現ができます。
それぞれに色を調整し設定しますので、鮮明で力強い仕上りになります。
 
=参考=
(1)シルク印刷の場合は、網点の部分や細かな文字は、ややつぶれ気味(やや濃く印刷される)の傾向 があります。
(2)色数(版の数)が少ないほど、安価に印刷をすることができます
 
  1.デザインについて
1)トンボについて 2)アウトラインフォントについて
3)DICカラーについて(本ページ) 4)塗り足しについて
5)カードの印刷特性について 6)JIS規格について
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