1.デザイン作成のポイント-5/6
1)トンボについて 2)アウトラインフォントについて
3)DICカラーについて 4)塗り足しについて
5)カードの印刷特性について(本ページ) 6)JIS規格について
5)カード印刷の特性について
プラスチックカードならではの特性をご案内いたします。
(1)磁気テープを使用される場合には、デザイン上でスペースを確保しておくことが必要です。

※同様に、エンボス文字(浮き出し文字)等を使用される場合も同様です。

(2)印刷は、「オフセット印刷」と「シルク印刷」を併用することがあります。

シルク印刷は、「金」、「銀」などの特殊な色や「濃い色をカードの全面に」
印刷をする場合に、用いられます。

(3)オフセット印刷では、不得手なものを「シルク印刷」で補完をしています。
ただし、細かな文字は、「不得手」ですので、注意が必要です。

プログでもご紹介をしています。
Q.9 オフセット印刷とシルク印刷は何が違うの?をご覧ください。
 
 ※下の図は、プラスチックカードのデザイン図です。 黒い帯は「磁気テープ」部を示しています。

 黒い破線枠の部分が実際のカードサイズを示しています。 
 (実際のデザインの場合には、黒い帯や黒い破線枠は不用です。) 
 

<カードの製造工程>

カードの製造では、7つの工程にて作成されることが一般的です。
※カードは、100cm×70cmの塩ビ板を使用し、印刷いたします。

<1>カード表面の印刷
<2>カード裏面の印刷
<3>カードの表面および裏面の印刷面に透明フィルム(保護層)を
貼り合わせ(※)、さらに「4層のカード」を貼り合わせ(圧着)します。

=通常のプラスチックカードは、4層構造となっています。=

※JISにて詳細の寸法が規定されています。

<4>磁気テープの貼り付け
<5>サインパネル加工  <:自署欄のこと>

----- ここまでは、カードは、シート状となっています。 -----
(18面から 40面つけのシートになっています。)

<6>断栽加工 ・・・カードを「1枚」状に仕上げます。

----- 以下は、「1枚」に仕上げたカードに加工をします。 -----

<7>その他加工 連番印刷/エンボス加工/など

  1.デザインについて
1)トンボについて 2)アウトラインフォントについて
3)DICカラーについて 4)塗り足しについて
5)カードの印刷特性について(本ページ) 6)JIS規格について
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